大会長挨拶

                     日本臨床催眠学会第20回大会長

                花園大学社会福祉学部臨床心理学科教授

                松木 繁 

​高幡不動尊金剛寺境内の土方歳三像

 

    梅雨の候、会員の皆さまにおかれましては、日々の臨床や教育にご活躍のことと存じます。

    また、この度発生しました山形県沖を震源とする地震におきましては、新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市では深度6弱を観測するなど、各地で大きな被害が発生しているようです。被害に遭われました方々には心よりお見舞い申し上げます。

 さて、日本臨床催眠学会第20回大会が東京都日野市の明星大学において開催されます。

大会実行委員長の第一報にもありましたように、明星大学は多摩川の西岸に位置し、新選組組長の土方歳三の生誕地という歴史的な場所でもありますが、催眠研究の大先輩であられる木村駿先生が教鞭をとっておられた大学でもあります。既に、実行委員長の石井雄吉先生やスタッフによって着々と準備は進められておりますが、今大会の目玉は「催眠療法の治癒機制再考」をテーマに行なわれるシンポジウムです。催眠研究の立場から静岡大学の笠井仁先生をお招きするばかりでなく、日本のエリクソン研究の中野善行先生、臨床動作法の立場とエリクソニアンの立場から催眠療法について臨床実践をされている大多和二郎先生をお招きして、催眠療法の治癒機制について改めて検討し直そうという試みです。昨年の国際学会でも臨床家と研究者の合同シンポジウムで脳科学の観点から、コミュニケーションの観点から熱く語られたのですが、やはり十分な結論は出されませんでした。それだけ、催眠という状態が奥深いものだということでしょう。

    今大会でも会員の皆様からの臨床実践に基づくさまざまなご意見を頂きながら、催眠療法の治癒機制に関する議論が深められたらと願っています。また、研究発表や技法研修会も企画されていますので、スタッフ一同、会員の皆様の積極的なご参加を心よりお待ちしています。

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